建築用仕上塗材について広く多くの方々に知ってもらいたいと考え、「モルタル外壁住宅の展望」と題する講演会を企画させていただきました。
昨年の1月1日にマグニチュード7.6の地震が能登半島で発生しました。巨大地震であったことが知られておりますが、その後1月5日までに震度5の地震が10回以上発生していました。また、熊本地震においても最初の巨大地震に耐えていた木造建築物が、その後に繰り返し発生した地震動によって倒壊してしまうという事例が多数見られました。一方、そのような震災の中であっても、1981年以降に建てられたラスモルタル外壁の木造建物は、残留変形が殆どなく、外壁のひび割れ程度 であったものが多く存在していました。
このように震災の危険を孕んでいる我が国の住宅には、繰り返し発生する強震にも耐えられることが求められており、それを満たす建築物としてモルタル外壁住宅が注目されております。また、優れた耐震性能の他に、火災や台風に強い、メンテナンスが容易、デザイン性に優れているなどの特徴があります。今回は、レジリエンス(極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力)性能を持っているモルタル外壁住宅の魅力について、古賀一八先生(東京理科大学)にご講演いただきます。
開催日時
東京会場 2025(令和7)年3月11日(火曜日) 13時15分~16時40分
東京都千代田区日比谷公園1-4 日比谷図書文化館B1F 日比谷コンベンションホール
大阪会場 2025(令和7)年3月19日(水曜日) 13時15分~16時40分
大阪市西区立売堀2-1-2 建設交流館8階 グリーンホール
受講料 3,000円/(資料代込み・税込み)
詳細は…NSK 日本建築仕上材工業会 トップページ まで